第二回     岩国れんこんの豆知識
  
   今が見頃です!!

 この写真は先日山口県岩国市にある開花真っ只中のハス畑に行き撮影したものです。
 全国各地のハス畑では今が開花の盛りで背丈ほどもあるハスの葉の間からかわいい花が顔をのぞかせています。
 気づかれた方もいると思いますが、一般的なハスの花はピンク色なのですが、岩国のハスの花は白色の花が咲きます。これは岩国のれんこんが「中国種(白花種)」と呼ばれるもっとも晩成の種類だからなんです。
 岩国はこの品種を作るのに適した環境だったため今でも多くのれんこん農家さんが栽培しています。
   
  岩国れんこんは穴が多い!?

 
 この岩国れんこんの特徴はやわらかさと粘りがあり、泥の中で育ったとは思えないほどきれいで白色なんです。また普通のれんこんは穴が8個なのに岩国れんこんは穴がひとつ多く9個もあるんです。
 れんこんは穴があいていることで「見通しが良い」とされ、縁起物としておせち料理やお祝い事などに多く用いられています。普通のれんこんよりも穴がひとつ多い岩国れんこんはさらにいい見通しになるとても縁起のいいれんこんになりますよね。
 またれんこんの別名「ハス」はれんこんが蜂の巣に似ており「蜂巣(はちす)」と呼ばれていたものがなまって「ハス」となったと言われています。確かによく見ると蜂の巣に似ていますね。

「岩国れんこん外郎」
「岩国れんこん生産者の会」
 
 お試しあれ!!

 岩国れんこんの収穫時期は10月から11月が最盛期です。ほうえい堂では「岩国れんこん生産者の会」の方々が収穫した新鮮なれんこんを加工してれんこん外郎を製造しています。
 岩国市内だけの地域限定販売で、岩国駅前のみつかん屋・新岩国駅・岩国国際観光ホテルなどで販売しています。ぜひ、いちどお試しください。


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